漫画系まとめブログです

最初に

俺は10年ほど前に原作を読んで何回か読み直している程度はファン
映画はけっこう満足な出来だった

書いてく

まずプロローグの「人間の数が減れば…」
「地球上の誰かがふと思った…」これが田宮の台詞になっていた
そして「この種を喰い殺せ！」という”命令”についての台詞は後藤の物になっていた
田宮は人類との共存という考えをより明確に示すキャラクターとして
映画独自に再設定されているものと考えられる

カットが上手いというかキャラの立場変えて連結結合しまくってるよな

原作知らんけど映画面白かったよ

シンイチは母子家庭の設定
前篇後編の映画というサイズではそうした方が
親子の関係性をより浮き彫りにできるための改変だったと感じるが
シンイチの今後の人生や父親の「お前鉄でできてるんじゃないか…？」の
台詞がないのはファンとしては少し残念

染谷将太が主演なわけだがもちろん原作のシンイチのイメージとは違う。
だがこいつの演技力が半端無い。
正直染谷将太が主演でなければ持たなかった映画だと思う。

ミギーの台詞回しはリーガルハイの主人公を彷彿とさせるような単語の羅列、
傲慢な感じになっていた。
演技もそれに引っ張られたのか、感情豊かな感じ。

田宮がＡとシンイチを会わせる流れが島田も同時に会わせる構成になっていた。
この辺が前篇の構成の妙に繋がっていて、
展開をうまく節約しながら原作のツボを抑える構成になっていて見事だった。
おそらく、原作ファンなら感心するような構成。

シンイチと里美が美術部員になっていて、
里美が島田の正体を見破るのかな？と思ったがそうではなく、
美術部員設定にした必要性はいまいち感じられなかった。

Ａとの戦いは学校が舞台ではなくなっていて、
学校での戦いは島田に任される構成だった。
ようするにＡ戦であった展開が島田戦と合わさっていたわけだが…

・シンイチが島田の背後から里美を助けに一撃くらわせるシーンがあったのだが、
なぜそこでミギーがとどめをささなかったのか

・田宮が爆弾を用いて島田を片付けようとしたが失敗に終わる。
しかもそれを里美がいる場で。ここは少し田宮の品格を下げたように思える

投石シーンはミギーが弓に変形して鉄パイプを射出するシーンになっていて
公開前は大不評だったがかっこよかった。
いつの間に鉄パイプ回収したんだ？という疑問は残ったが。

最初に出会う寄生生物が犬からラーメン屋のおっさんになってることや
Aに母を襲わせて宇田カットとかも話の要素をまとめつつの改変だったな

Ａがシンイチの母親の身体を乗っ取って復活するわけだが、

田宮に場所を教えてもらってシンイチから戦いを挑む形になる。

宇田さんとジョーの出番はない…

原作と同じように戦いの直前にミギーが睡眠に入るわけだが
この構成だと「なんで睡眠を済ませてから赴かなかった？」と疑問が残る。

戦いの決着についてジョーがいないのでシンイチが決着をつけることになるが、
ここは個人的には不覚にもグッとくるものがあった。

賛否は分かれるだろうが、母親の意識そのものについてはすでに消失していたと思う。
過去の行動とリンクした肉体の反射行動というものが起こした奇跡という見方になるが、
その流れでシンイチが自分自身でとどめを刺すという展開は良かったと思います。

アクションシーンは観る人側のハードルによって評価は分かれると思うけど、
それぞれの戦いごとに風味は違っていて魅せる出来になっていた。
原作ファンとしては「おお！動いてるよ！」という喜びがあった。

ラストにシンイチが「俺が寄生生物を一体一体駆逐してやる・・・！」と
誓うシーンがあったが、
ここでミギーがシンイチをたしなめる台詞がなかったことによって
ミギーがただのマスコットに成り下がってしまったなと感じた。
後編の冒頭でそういうシーンを入れるとは信じているが、残念だった。

ラストで田宮がプロローグの台詞をもう一度言って後藤と広川が出てきて終了。

キャスティング豪華すぎｗｗ

ミギーの声がどうしてもどうしても許せないんだがセリフってだいたい原作通り？
だったら原作のセリフは完コピしてあるからアベクソオが喋ったら
耳塞して脳内変換出来る気がするんだが…

エンディング曲がBUMP OF CHICKENだったが、
歌詞がかなり原作リスペクトになっていた。

この映画(前篇)は寄生細胞と混ざりつつあるシンイチの葛藤までが描かれていて、
主題歌もそれに合わせる形になっている。

「数秒後出会う景色さえも想像できなくなってしまった」

ここの歌詞は犬の屍体をゴミ箱に捨てるシンイチが、
里美がどういう気持ちになるのかを想像できなくなってしまった事と、
それを後悔するシーンの事だと思う。

田宮とシンイチの最期のやり取りや原作のエピローグを彷彿とさせて歌詞もあって、
良い余韻に浸らせてくれる曲だった。

犬の死骸シーンは原作通り埋めて欲しかった・・・

珍しく高評価なんだな
気が向いたらレンタルしよう

で
1,800円払って観る価値があるかどうかが重要なんだよ

後編では寄生生物の駆除作戦と後藤戦が描かれるようだが、
駆除作戦の時に宇田さんとジョーの出番があるといいな！と僅かに期待してる。
加奈の出番はどう頑張っても無いと思われる…

広川の「人間こそが寄生獣だ！」からの
エピローグでの「この地球で生きる全ての生命が、寄り添い生きる獣なのだ」
という原作のテーマをどうまとめてくれるか今から楽しみです。

終わり

あー、前編なのか
まぁ一本じゃまとまんないよね

あ、忘れてたけど探偵がラストでチラッと出てた。
後編で探偵編があるとすればジョーの出番はそこにもチャンスがあるかも？

シンイチ役の人が横に太すぎる気がするんだけどそこんとこどうなのよ

ミギー滑舌悪かったよな

まあ頭の回転が早すぎて滑舌追いつかないって考えると
納得はいくけどそこだけちょっとな

原作知らないけど見ても面白いかな

知らない方が面白いんじゃない？

あとR12がついててグ□描写は控えめなのかなと思ったけど
え、R15じゃないの？ってぐらいはグ□い。

ミギーは紳士的なイメージで後編になるにつれてたまに出る
「シートベルト閉めろよマジでな…」みたいな可愛さが魅力だと思うんだ
アニメや映画のミギーはその辺が俺のツボではなかった…

阿部サダヲは好きだが
ミギーをやるにはちょっと感情表現豊かすぎるよな

戦闘良かったよな
漫画的にｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞって速さを表現するんじゃなくて、
人間には対応できない速度だけど一回一回
ズガッズガッってぶつかってるのがわかるぐらい

出演者達の寄生獣愛が感じられる

島田

実写映画版では、常に不自然な笑顔を浮かべているという描写になっている。
役を演じた東出昌大は、第2部に登場する三木とキャラクターが被ることを懸念したが、
第1部には他に表情のあるパラサイトが登場しないため、
監督の山崎貴は全体に波を付けるために必用であるという判断から、
そのような設定にしたとしている。

本当に寄生獣読んでるなら
ミギーの声にサダオ持ってこようとは思わんし
万が一持ってきてもあんな演技にはならない