農業技術とかなんでこの程度の工夫がってものが歴史上全然なされないケースは多い
3: 2017/07/23 14:20:33 No.498601244
意外と保守的なので
9: 2017/07/23 14:24:25 No.498601986
生活どころか命かかってるから実験するわけにもいかんしな
金持ち(領主)が農民の生活保証した上で実験すれば良いんだろうけど
金持ちそんな事に興味ないしな
6: 2017/07/23 14:21:18 No.498601367
1ローテーションする前に土地が枯れるだろこれ
13: 2017/07/23 14:27:58 No.498602650
クローバーは土中の窒素分を増やす役目もあるんじゃねーの
爺ちゃん婆ちゃんの田舎でもよく畑をクローバーにしてたよ
養蜂してミツバチの蜜集めにも使わせる用意周到さで
8: 2017/07/23 14:23:31 No.498601810
農民は保守的だからな
今最低限食えてるやり方を変えるのは相当圧力ないと無理
10: 2017/07/23 14:25:18 No.498602163
この程度って思えるのは今貴方が住んでるこの国の教育がまともであるという証明だよ
それすら教わらない教えてくれない国だってあるんだ
14: 2017/07/23 14:29:32 No.498602934
どっか未開の地に農業指導に行って苦労の末収穫までこぎ着けたら
現地の人が「やったー!これからはもう働かなくて良いんですね!?」って言って
ガッカリしたとかなんとか
嘘かも知れんが
12: 2017/07/23 14:25:56 No.498602270
ノーフォーク農法はその点非常にシンプル
まず囲い込みで土地を全部地主に集積してからスタートだから
16: 2017/07/23 14:31:22 No.498603257
というか個人農家に丸投げした場合輪栽式農業って無理だからな
通常の農法に比べて投下すべきマンパワーが必要だから
いきなりこうしろって言って変えられないしそのへんどうやって解決したんだろう
25: 2017/07/23 14:35:51 No.498604117
フリードリヒ大王なんかは休閑地や牧草地にクローバー導入しようとして結構失敗してる
やせ地じゃ全然生育しないから灰とか石灰の追加が必要だったとか
27: 2017/07/23 14:35:58 No.498604144
麦やらクローバーやら株やらの土地の上がりを掠め取ってるんだから
その分どっかから補充してやらんと足りんようになるわな
質量保存の法則や
29: 2017/07/23 14:37:28 No.498604445
収穫量増やすためにギュウギュウ詰めにして
全部痩せさせるとか現代でもやってる国があるからな
33: 2017/07/23 14:38:36 No.498604676
クローバーの種を撒く→根粒バクテリアが増えて土壌が良くなる
シロツメグサ(クローバー)の花は良質なハチミツになるし葉っぱは家畜の餌にもなる
一石三丁くらいの効果がある
36: 2017/07/23 14:41:00 No.498605101
農業分からんけどこういうのは面白いな
システムを考えるっていう面白さ
37: 2017/07/23 14:41:41 No.498605231
現代日本の作物レベルを求めなければそこそこやっていけそう
40: 2017/07/23 14:42:13 No.498605336
日本でも苗を定間隔で規則正しく植える正条植えを普及させるのに苦労してたりするな
正条植えをちゃんとしているか警官が監視にくるもんだからサーベル農法なんて言われたり
53: 2017/07/23 14:49:31 No.498606738
田植えも収穫も手作業の時代に正条植えするメリットあんまりないし
田んぼの形も現在のように耕地整理された長方形じゃない
江戸時代のままの田んぼだとなおさら
43: 2017/07/23 14:44:32 No.498605799
あと商品作物の生産効率が上がっても農民はすぐには豊かにならんからね
作物を売れる市場と消費できるだけの社会が生育してないと
余剰分は損失でしかなくなる
45: 2017/07/23 14:44:54 No.498605876
本当に土地が死ぬレベルに栄養が足りなくなるなんてまずありえない
不作の年を何年か挟めば回復するに決まってるだろ
その不作を減らすのが工夫だよ
52: 2017/07/23 14:49:17 No.498606681
休耕期間を半年以上設けてたりしたのを四半期にしたのが三輪作で
休耕期間を飼料作物の育成で両立したのが四輪作
ただ小麦大麦だけでも毎年作り続けると追肥が必要だから
そのへんの投資が可能な大規模農家から広がっていったのよね
あと1900年代くらいから土壌学が発展し始めたのも大きい
60: 2017/07/23 14:56:11 No.498607959
農業技術なんて農研機構あたりが適当に開発してんでしょ多分
それが農家まで下りてくるのかは疑問だが
78: 2017/07/23 15:04:01 No.498609315
農業って市場競争には基本的に弱いからな
作ったものは保存するには加工・冷蔵・冷凍の倉庫や施設が必要になるし
生ものはその期間も短い、また露地で作ることが大半なので天候に左右されやすい
コストを掛けたものが高値で流通すればいいけれど、
大半は安値のものに主導権を持たれる
81: 2017/07/23 15:05:38 No.498609622
「稲の苗を面積当り二倍植えれば二倍の収穫が出来る。三倍植えれば三倍の収穫が出来る」
「スズメは米を食う害獣。だからスズメを全て捕まえろ」
領主が馬鹿だとえらい事になる
100: 2017/07/23 15:17:14 No.498611707
テーアが書いた輪栽式農法移行のための条件
1.耕地の完全な所有と自由な利用、その上に他人がもついっさいの使用権の排除、
あるいは合理的にそれを囲い込む権利。
2.耕地の良い、そして家からあまり離れていない、あまり遠くない位置。
3.あまり痩せてない土地、あるいは肥効に富んだ肥料を入手するための特別な手段。
4.多くの労働力。
5.ひじょうに注意深い、勤勉な、思慮深い、そして決断力のある管理人。
6.すべての生産物に充分な販路があり、
したがって土地が労働にたいして正当な価値をもっているところでのみ、それは適合する。
7.最後に、大きな経営資本と充分な設備とを必要とする。
105: 2017/07/23 15:20:49 No.498612387
>テーアが書いた輪栽式農法移行のための条件
何この無理ゲー
110: 2017/07/23 15:21:25 No.498612503
異世界なんだしチート能力で手からおいしいもの出せるようにすればいいじゃん
作者はほんと馬鹿だな
112: 2017/07/23 15:21:41 No.498612553
基本的になんてこの程度の工夫がって思うようなことは
当時の状況では実現できなかった背景があるな
アイデアだけあってもね
115: 2017/07/23 15:22:27 No.498612698
食糧難ともなれば、山谷の水たまりのような水田ですら稲を植えて糧を求めた
現代でも「食べられない人」っているけどその理由は貧困であって、
食料が足りてないわけじゃない
もっともいつまでそう言ってられるかは分からないが
120: 2017/07/23 15:24:07 No.498613030
122: 2017/07/23 15:24:28 No.498613082
机上の空論やんけ
154: 2017/07/23 15:38:37 No.498615598
狼と香辛料のホロも土地に負担がかかるから連チャンで豊作には
出来ないので何回か不作にさせると言ってたな
161: 2017/07/23 15:42:47 No.498616359
227: 2017/07/23 16:10:26 No.498621386
こういうスレから更にググるの楽しい
231: 2017/07/23 16:12:00 No.498621693
ジャレル・ダイアモンドの『文明崩壊』とかで書かれてるように
中途半端に農業が発達すると持続可能性を超えた人口を抱えて
滅んじゃったりするんだよな
259: 2017/07/23 16:22:32 No.498623621
しかし先進国では野菜が綺麗になって回虫(寄生虫)が体内からいなくなったせいで
近年アレルギー持ちの人が激増したとか
寄生虫がいると花粉症にならないとか聞くな
262: 2017/07/23 16:25:08 No.498624100
大昔でも花粉飛びまくる農作物作ってて花粉症に悩まされたらしいし
小細工よりもやっぱ花粉の量が問題、杉山を焼くしかない
261: 2017/07/23 16:23:59 No.498623874
もろこしの品種改良により一大文明が栄えるまでに至るから
食料の確保と備蓄技術こそ人類の叡智なんやな
270: 2017/07/23 16:27:28 No.498624533
アメリカ南部にメキシコ方面からトウモロコシが伝播してきた時には
一気に人口が増大して古墳とか作っちゃうくらい文明が栄えちゃった
もろこしはすごいんやな
298: 2017/07/23 16:59:48 No.498630773
薩摩は米以外も早い段階から目を付けたから良いけど
米に拘った南部藩とか北の方は酷い有様だしな
331: 2017/07/23 17:30:45 No.498637057
最初に日本で稲作導入した経緯とか見てみたいわ
大陸との交易で米ってものは見てるし実際に食わせてもらったりもして
それなりに喰えるし美味いかもとは思っただろうけど
実際にそれを栽培するってなったらそれこそ当時の集落総出のマンパワーが必要な大事業
しかもそれまではただの交易相手だった大陸の人間を
ある種の現場監督とかそういうそれなりのポジションに据えなきゃいけないしで
よくもまぁ導入したもんだと
導入に当たって集落のリーダーに大陸の人間が婿か嫁を出したりしたのかな?
332: 2017/07/23 17:31:06 No.498637119
中世に農具の先っぽに鉄をくっつけるだけの技術が発明されたことで
ヨーロッパの森と固い地盤を開発できて蛮族は文明人になった
333: 2017/07/23 17:31:16 No.498637152
なろう小説は農業における水の重要性をといて水引いたりしようとするけど
当のヨーロッパは非灌漑農業圏だったり
336: 2017/07/23 17:33:14 No.498637537
おまえら未満の「僕の考えた最高の農業知識」で
ダイナミックに農業TUEEEしたいだけだからな
現実との統合性とか実際の地形云々なんてのは知らん奴の方が多い
だから人糞そのままばらまけば最強の肥料だなんてアホみたいなことがまかり通る
338: 2017/07/23 17:33:54 No.498637675
最初から大規模な水田は無理よね
ますは実際に作れる作物ですよっていうプレゼンで
小規模な水田をこさえて大まかな流れを一年かけて説明かな?
340: 2017/07/23 17:36:05 No.498638122
相応に指導力発揮できる層が認めないと
そんな一見すると無駄っぽい事なんてさせられないだろうから
当時でも相当上の方の人が国から許可もらってやってたんじゃないかな
「今までより安定して作物を確保できる方法ですぞ」みたいな感じに進言して
341: 2017/07/23 17:36:22 No.498638177
本来農業と俺TUEEEって相性悪い気がする
347: 2017/07/23 17:38:51 No.498638710
農業の発展で安定して食料を増産することでのマンパワーの増加が目的だからな
マンパワーが増えれば武力にも技術発展にもリソースを振り向けることができる
343: 2017/07/23 17:36:54 No.498638283
手っ取り早く農地改良するなら近くの森に入って
堆積した落ち葉の下のほうを掘り返して
腐葉土化したやつを持ち帰って畑にまぜればいいと思うが
この程度のことは経験側的にすでにやってそうではあるんだよな
もちろんなろう主をさすごしゅさせるために
現地人の知能がフレンズ並になってなければだが
349: 2017/07/23 17:39:42 No.498638918
問題はそれにかかるコストよ
肥料やれば成長がいいって程度のことは中世ヨーロッパでも分かりきってる
352: 2017/07/23 17:40:02 No.498638992
実際の歴史見ると国によってはマジで農民がフレンズ並の知性でもおかしくはないんだが
創作物として見ると「おいおいそれはちょっとやりすぎだろ」ってなるよな
日本の農民は賢すぎるんだよ
354: 2017/07/23 17:41:14 No.498639257
江戸時代はそういうのを定期的にやったりしておったねえ
村で共同管理してた山とかがなにげに農業生産を支えておった
351: 2017/07/23 17:40:00 No.498638988
農林水産業は結果出すのに年単位かかるからな
即日お見それしました的な展開にはしにくいだろうよ
358: 2017/07/23 17:42:31 No.498639538
でも異世界農民って理論聞いただけで
「なるほど! さすがは主人公様!」みたいな奴多いんやな・・・
結果を見ずに理論説明されてそれを即理解して納得までできるという
主人公ひいては作者本人にとってツゴウノイイ農民ばかりが出てくる
357: 2017/07/23 17:42:21 No.498639494
技術って工業的な下地が出来て自然発生的に出て来るものと
思い付きレベルで実現できるものの二種類があるけど
実際は殆どが前者なんだよな
それを理解してない作者が多すぎる気がする
天才()が何の設備も無しにジュラルミンとか作るアレだよ
391: 2017/07/23 17:57:59 No.498642869
焼畑は悪みたいに言われがちだけど
実はちゃんとサイクルを考えればきれいに循環するという
402: 2017/07/23 18:01:21 No.498643529
虫の駆除に、雑草や木の芽の処理、酸化土壌の中性化と、有機肥料代わりの灰
しかし火をどうこうできると思わない方が身の為なんだよなぁ
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この記事へのコメント
この農法が上手く行ったとしても成果が出るまで10年ぐらいかかるし、この動きが
国中に浸透するにしたがって紛争や騒擾を引き起こすことになるんだよなあ……
そりゃルソーが人間不平等起源論なんて書くわけだわ。
国中に浸透するにしたがって紛争や騒擾を引き起こすことになるんだよなあ……
そりゃルソーが人間不平等起源論なんて書くわけだわ。
オーバーロードではコレに対するツッコミがあったな。
最初は収穫が落ちるけどその後は増えるよ→減った分を誰が補填してくれるの?
農民だって命がかかってるんだから、「こうすればいいよ」「よしやろう!」なんていかんわな。
最初は収穫が落ちるけどその後は増えるよ→減った分を誰が補填してくれるの?
農民だって命がかかってるんだから、「こうすればいいよ」「よしやろう!」なんていかんわな。
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- - 2017年08月12日 22:27:02
更に農民なんぞ阿呆がやる職業だから、その工夫が少しでも裏目に出た次の日には発案者の家は放火されて終わり
現代の日本ですら、農研の言うこと素直に聞く農家の割合っていくらなんだろうね