漫画系まとめブログです

たいてい、必死で悩んでる敵役さんを不憫に感じる

誰かを犠牲にしようなんて考えの時点で主人公足り得ない
主人公が誰も犠牲にしない道を選ぶのは当然

世界よりもヒロインを選んだ結果ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

「大丈夫だ、どうせドラゴンボールで生き返る」←この割り切りっぷり

主人公補正で最終的にどっちも守れるのは百歩譲っていいんだが
だからと言って、１人を犠牲にすることを選んだ敵をボロクソに言うのはやめろ

自信家タイプの主人公が言えば許される気がする
「俺はお前と違って天才だから全て守れるんだ」みたいな

俺は悪くねぇ！！！

1人に100人分の命の価値を負わせるのは間違ってる
でも歴史的発明家1人とただの人100人では人類にとって発明家の方が価値がある

命という問題を無視してしまう主人公は賢いとは思うけど好きにはなれないかな

俺は一人助けるほうが好き
自分の幸福だけ祈ってなにが悪いのか

アメリカ映画とかで味方側の「悪い将軍」が
百万の市民を救うために1000人の人質を見殺しにしようとして
「善い将軍」が猛反対して揉める展開
悪い将軍の方がよっぽどまともに見える

たとえ犠牲になろうとも・・・・何億の人が救えるのであれば・・・


って感じの主人公あんまりいないからウザいわ

ジェット機がハイジャックされて
乗客乗員道連れで原発に突撃しようとしたら
どこの軍隊も躊躇なく打ち落とすだろう

いや戦わないで協力しなさいよ

多分一番かっこいいのはどうしようもないのを理解したあと、
自分が犠牲になるヤツなんだけどな

シモンみたいに気合で解決するのも結構好き

綺麗事を現実にしようとしてる奴は良い
出来ないのに文句言って結果運で上手く行ったから問題ないみたいのは何か違う

アーカードさんは世界守るために平気でロンドン犠牲にしたよな

これ二兎追う者はなんとやらで
どっちも失った主人公いるの？
敵なら多そうだけど

キャプテンアースは相方もろとも撃ってたよ
生きてたけど

若くして何度も戦って悲しみをわかっている
ケンシロウみたいなやつが言ったらかっこいいけど
かっこよさだけ求めてホスト顔の主人公が言うと激寒

どっちかしか守れないような奴に主人公は務まらん
周りの奴らの考えを上回るくらいじゃないと

俺が皆を守るから誰か俺を守ってくれ
この台詞が凄い好きです

自分が犠牲になるならわかるけど
ヒロインや仲間が犠牲になるのにそっちを選ぶやつがいいと思うか
ダークヒーローかっけぇぇぇぇ！とかになるの？

なんだっけ
どっかの大学の議題で自分は列車の機関士で前方の分かれ道には
片方に5人、もう片方には１人いて自分はどっちにハンドルを切るかみたいな質問
答え続けてくと段々もっと詳細が明らかになって5人は仕事サボってた作業員とか
1人は普通に列車待ってた客とかが分かる

どっちを選んでも分が悪いけど全ての状況を把握した上で
納得できる選択するのが大事
的な事だったと思う

100人のクズと1人の聖人だったら後者選ぶよな

こういうのが嫌なのは、両方とも救えてもそれがラッキーによるものだから
両方救うという決意は結構だけど
どうやってそれを成し遂げるのか説得力のあるように示してほしい

お前の力だけで世界が救えると思ってるのか！？うぬぼれるな！！


こんなこと言ってくれるキャラがいればなぁ・・・

皆守るよ！　でも無理だったら身内優先するよ！
って感じの正直な主人公が好き

あったことも無い100人を助けるより身近な友人一人を優先するのは何もおかしく無い

シチュエーションはちょっと違うけど
「おこがましいとは思わんかね」
みたいに諭されて別の正義から責められても信念を通す主人公のが格好良い

自分の利益に繋がるほうを選ぶのが正しいに決まってんだろ
どっちも守るのが得ならどっちも守ればいい

ラノベの「ウィザーズ・ブレイン」は、
こういうどちらかしか救えないって問題を取り扱ってて好き

街を救うために犠牲にされるヒロインを救おうとする少年　
VS　
かつて犠牲にされた恋人の死をムダにしないために、
ヒロインを生贄にする道を選ぶ男　とか

同胞を犠牲にされることを許さず一人を救い続ける少女　
VS　
100人を救うために同胞を犠牲にする少年　とか

じゃあ雑魚敵の命も守れや

結局どんな選択をしようが面白ければいい
ライターが自分の力量をわきまえないで
壮大なテーマを掲げてる→ゴミみたいな結末なパターンが一番腹立つ

お前らだよテイルズスタッフ

敵「これでみんなが幸せになれます」

主人公「そんな偽りの幸せなんていらない！！お前を殺す！！」

小を切り捨てるのに加担→それで革命なんて出来るか死ね
小を切り捨てるのを拒否→現実見ろよクソガキ

拒否した後虐殺した軍に復帰→日和ってんなよ死ね

どうしろと

本当に全員助けられる代案があるならいいけど
なんとなく良くないと思うからって敵さんをぶっ倒すのはよくないと思う

主人公一味｢星の命を守るため爆破テロする。
一般人も死んだけれど多少の犠牲は仕方なかった｣

元敵のスパイ｢あんたらにとっては多少でも死んだ人にとってはそれが全部なんやで…｣

その昔、ゲームの中盤でルート分岐があって
人間編に進むと１人のヒロインを犠牲にして全人類を守るエンディングになり
妖精編に進むと全人類を犠牲にして１人のヒロインを守るエンディングになり
グッドエンドもトゥルーエンドも存在しない究極のニ択を要求される伝説のクソゲーである
「ラジアータストーリーズ」というゲームがあってですね…

一番最悪なのは、物凄い過去とか抱えながら
その結論に至った悪役が主人公にちょっと言われたくらいで感化され始めるやつ
主張が対立すること自体は、お互いの主張に理があるように出来れば別にいいと思う

会ったばっかの女の子助けるためにしょっちゅう世界を敵に回す上条とかいう基◯害
そのスタンスはいいが周りの人間のことを考えろ

どっちも守る！って言える主人公ならいい
1人を切り捨てようとしてる仲間とかに
「そんなの間違ってる！何か方法があるはずだ！」って言ってる主人公は嫌い

師匠「100人を守るために一人を犠牲にするのではない、
100人を守るために行動した結果１人を犠牲にしてしまったのだ」

別に一人を犠牲にしようと全員守ろうとどっちでもいいんよ
許されないのは一人を犠牲にしたくないとか言って結局被害を大きくする無能

「他に方法なんて無いのかもしれない…でも俺はそんなの絶対に嫌だ！！」←わかる
「他に方法だってあるはずだ！
全のために一を捨てるなんて絶対に間違ってる！！」←だったら代案だせよカス

この世界で生きるしかないとしても…
このまま生きるほうが楽だとしても…
その先に何があるか分からなくても…
何も知らないほうが幸せだとしても…
たとえ世界を壊してしまうとしても…

少女を救うために…
世界を開くために…

少年は空を目指す…

ニーナ、空に行こう。